正体不明のゴーレム。出自や所属は不明な存在。未来のゴーレムを名乗っている。特別な能力は持たないが、カイルス本人の推察力が高く、少し先の現象を先読みして行動することがあり、その際は一見不可解な言動を見せる。
　正体不明の人物。出自や所属は不明な存在。少し先の現象を先読みして行動することがあり、その際は一見不可解な言動を見せる。

正体
　この物語におけるゲームプレイヤー的存在。故にルクスカーデンやヴェレクトといったA世界はもちろん、これらと似た世界やその他の多くの世界(O世界)を見て、渡り歩いてきた。また、訪れる世界ごとに異なる姿や役割を自身に付与することもできる。(それこそカイルス自身がゴーレムだった世界なども存在する)

このことから多くの世界が融合したが故の歪みの正体を知る存在である。目的は融合による歪みにより失われた世界を取り戻すべく、その原因となる存在(＝リーンや心羽といった最悪の未来に向かうキーパーソン)の抹消を試みること。つまるところ融合した世界のもつれを紐解こうとしている。そのためには殺戮も厭わない冷淡な性格だが、一方で無用な争いも好まない。

　自身をこの物語におけるゲームプレイヤーとする存在。故にルクスカーデンやヴェレクトといったA世界はもちろん、これらと似た世界やその他の多くの世界(O世界)を見て、渡り歩いてきた。また、訪れる世界ごとに異なる姿や役割を自身に付与することもできる。(それこそカイルス自身がゴーレムだった世界なども存在する)
　一方でカイルスはこれらの世界から解脱することができず、各世界でゲームオーバー(その世界での死)を迎えた際には、また他の並行世界へその存在が移動する。そのため、その目的は主に二つ。１．並行世界への行き来の鍵となるアイギスを手にすること、２．ゲームクリアすること(そのための条件は一切不明)。これらを満たすこと。これらによって、終わりない輪廻に変化がもたらされることにかけているのである。
その背景には、どこかで忘れてしまった「自身の存在の謎」を解き、自身の原初の存在があったX世界に戻れなくなった原因を知ることへの妄執がある。