適当に執筆したやつ version 1
適当に執筆したやつ
日本 法務省 公安調査庁
明かりの落ちたサーバールーム。
その部屋の中で一台のPCが起動していた。
黒フードを被った男がそのPCを操作している。
『秘匿要員リスト』という名前のファイルをダブルクリック。
キーボードを叩き、ファイルを検索する。
すると画面には老若男女様々な人のプロフィールのようなものがずらりと並んでいた。
男はそれらを凝視した。
あいにく、こういった機密情報が保存された機械はUSBなど差し込めないよう設計されている。
画面には次々とプロフィールが映し出される。
「日本:法務省公安調査庁」
「国際組織:国際テロ対策機構」
「イギリス:秘密情報部」
「アメリカ:中央情報局・特別活動センター」
「イスラエル:イスラエル諜報特務庁」
などと、様々な諜報機関や準軍事工作部隊などが表示されている
プロフィールをスクロールしていると、突然背後から光が刺してきた。
「おい…そこのお前っ、何してる!?動くな!」
巡回に来た警備員のようだ。
「警備11よりHQへ、至急至急。SBに不審人物あり。現時、不審事案対応中。応援求む」
『HQより警備11へ。不審事案の件、把握した。現時、応援を要請中。状況は待機せよ。以上、確認』
「警備11、把――」
言い終わる前に男はUSBを抜き取り、口に加えるた状態で警備員に襲いかかった!
右ストレートと見せかけて警備員の背後に周り、肘で首を絞める。
「うぐっ!?」
首を絞められた警備員は気を失って倒れた。
男はそのまま部屋を抜け出し、廊下へと走り抜ける
『警備11、確認。……警備11、確認せよ。警備11、応答願う』
しかし、倒れた男の口から返答は発せられなかった
『――応答なし……HQより全体へ、至急至急。施設内にて不審事案発生!事案対応中の警備11との連絡途絶え、現時状況不明瞭。待機中の警備関係者は不審人物の捜索及びその他対応に当たれ』
男はガラス越しに見える夜景を左に見ながら、廊下を走り抜けていた。
すると目の前の階段から誰かが駆け上がって来た。
白髪、左耳に掛けられたダイヤモンド、間違いない。
旧テロ狩り隊長『桐ヶ谷 青城』だ。
桐ヶ谷はカランビットブレイカーを取り出したのを見た男。
「テロ狩り……面白い!」
男はキクナイフを逆手持ちで構える。
距離を縮めナイフを下から切り上げる。
青城はそれをバックステップで躱す。
互いに見合い、次の一手を窺う。
「キクナイフですか。いやはや、恐ろしいものをお持ちのことで」
といいながらカランビットを回し始める。
「これではテロリストというより、手慣れた軍人を相手にしているようですよ。プロ相手というのは、いつの時代も嫌ですね」
適当に振り回しているように見えるが、急所を守るように動かしている。
「テロ狩りに言われたかないな」
「元、テロ狩りです」
落ち着いた風格の桐ヶ谷。
それを聞いて眉間にシワを寄せた男。
「ほざけっ!」
キクナイフを脇目掛けて一突き。
が、バックステップで交わされてしまう。
むしろカランビットで手首の内側を絡められ、キクナイフを奪われてしまった。
チッと舌打ちしつつ、反撃を逃れるため蹴りを入れて距離を取る。
(この重さ……靴に何か仕込んでいる?)
すると、男の背後。
廊下の角から武装した警備の応援が駆けつけた。
応援の部隊は距離を取って男に銃を向ける。
「青城さん、避けて!」
流れ弾を喰らわないように青城が壁に寄る
「動くな、両手をあげろ!後ろを向いて、膝をつけ!」
大声で発すると、男は静かに両手をあげて投降した。
「現場よりHQへ、至急至急。対象発見、現時対象は投降中」
『HQより現場へ。了解……安全確認について完了しましたか?状況説明お願いします』
「現場よりHQへ。それに関しては以後、対応します」
『HQ把握。拘束及び安全確認後、連行してください。以上、確認』
「現場把握。以上」
無線での状況説明を終え、応援部隊が男の拘束に取り掛かる。
「03と04、後方ロック。02、01のカバー」
「たった4マンセルで対応するんですか!?増援を待つべきです」
「待ってたら逃げられる。黙って俺のカバーをしろ……射線外すなよ」
01が男に近づき、拘束のために銃を下ろす。
直後、男が01に襲いかかった。
02が男に向けて射撃するが、男は01を盾にする。
01の右肩に命中する銃弾。
「ぐぁっ!」
左手で肩を抑える01を男は投げ捨てた。
「!?」
青城が反応して動こうとするが、男は素早く01のハンドガンを奪い、桐ヶ谷に向ける。
(まずい、これでは迂闊に近づけない……!)
日本 法務省 公安調査庁
明かりの落ちたサーバールーム。
その部屋の中で一台のPCが起動していた。
黒フードを被った男がそのPCを操作している。
『秘匿要員リスト』という名前のファイルをダブルクリック。
キーボードを叩き、ファイルを検索する。
すると画面には老若男女様々な人のプロフィールのようなものがずらりと並んでいた。
男はそれらを凝視した。
あいにく、こういった機密情報が保存された機械はUSBなど差し込めないよう設計されている。
画面には次々とプロフィールが映し出される。
「日本:法務省公安調査庁」
「国際組織:国際テロ対策機構」
「イギリス:秘密情報部」
「アメリカ:中央情報局・特別活動センター」
「イスラエル:イスラエル諜報特務庁」
などと、様々な諜報機関や準軍事工作部隊などが表示されている
プロフィールをスクロールしていると、突然背後から光が刺してきた。
「おい…そこのお前っ、何してる!?動くな!」
巡回に来た警備員のようだ。
「警備11よりHQへ、至急至急。SBに不審人物あり。現時、不審事案対応中。応援求む」
『HQより警備11へ。不審事案の件、把握した。現時、応援を要請中。状況は待機せよ。以上、確認』
「警備11、把――」
言い終わる前に男はUSBを抜き取り、口に加えるた状態で警備員に襲いかかった!
右ストレートと見せかけて警備員の背後に周り、肘で首を絞める。
「うぐっ!?」
首を絞められた警備員は気を失って倒れた。
男はそのまま部屋を抜け出し、廊下へと走り抜ける
『警備11、確認。……警備11、確認せよ。警備11、応答願う』
しかし、倒れた男の口から返答は発せられなかった
『――応答なし……HQより全体へ、至急至急。施設内にて不審事案発生!事案対応中の警備11との連絡途絶え、現時状況不明瞭。待機中の警備関係者は不審人物の捜索及びその他対応に当たれ』
男はガラス越しに見える夜景を左に見ながら、廊下を走り抜けていた。
すると目の前の階段から誰かが駆け上がって来た。
白髪、左耳に掛けられたダイヤモンド、間違いない。
旧テロ狩り隊長『桐ヶ谷 青城』だ。
桐ヶ谷はカランビットブレイカーを取り出したのを見た男。
「テロ狩り……面白い!」
男はキクナイフを逆手持ちで構える。
距離を縮めナイフを下から切り上げる。
青城はそれをバックステップで躱す。
互いに見合い、次の一手を窺う。
「キクナイフですか。いやはや、恐ろしいものをお持ちのことで」
といいながらカランビットを回し始める。
「これではテロリストというより、手慣れた軍人を相手にしているようですよ。プロ相手というのは、いつの時代も嫌ですね」
適当に振り回しているように見えるが、急所を守るように動かしている。
「テロ狩りに言われたかないな」
「元、テロ狩りです」
落ち着いた風格の桐ヶ谷。
それを聞いて眉間にシワを寄せた男。
「ほざけっ!」
キクナイフを脇目掛けて一突き。
が、バックステップで交わされてしまう。
むしろカランビットで手首の内側を絡められ、キクナイフを奪われてしまった。
チッと舌打ちしつつ、反撃を逃れるため蹴りを入れて距離を取る。
(この重さ……靴に何か仕込んでいる?)
すると、男の背後。
廊下の角から武装した警備の応援が駆けつけた。
応援の部隊は距離を取って男に銃を向ける。
「青城さん、避けて!」
流れ弾を喰らわないように青城が壁に寄る
「動くな、両手をあげろ!後ろを向いて、膝をつけ!」
大声で発すると、男は静かに両手をあげて投降した。
「現場よりHQへ、至急至急。対象発見、現時対象は投降中」
『HQより現場へ。了解……安全確認について完了しましたか?状況説明お願いします』
「現場よりHQへ。それに関しては以後、対応します」
『HQ把握。拘束及び安全確認後、連行してください。以上、確認』
「現場把握。以上」
無線での状況説明を終え、応援部隊が男の拘束に取り掛かる。
「03と04、後方ロック。02、01のカバー」
「たった4マンセルで対応するんですか!?増援を待つべきです」
「待ってたら逃げられる。黙って俺のカバーをしろ……射線外すなよ」
01が男に近づき、拘束のために銃を下ろす。
直後、男が01に襲いかかった。
02が男に向けて射撃するが、男は01を盾にする。
01の右肩に命中する銃弾。
「ぐぁっ!」
左手で肩を抑える01を男は投げ捨てた。
「!?」
青城が反応して動こうとするが、男は素早く01のハンドガンを奪い、桐ヶ谷に向ける。
(まずい、これでは迂闊に近づけない……!)