0 日本の権利に関するメモ

日本の権利に関するメモ
目次🟨日本の法律とプラットフォーム規約の違い日本フォームの権利カテゴリについて🟨著作権とは

🟨日本の法律とプラットフォーム規約の違い

日本では、インターネット上の個人の権利侵害(名誉毀損、プライバシー侵害、自尊心・名誉感情の侵害など人格権侵害)に対して、大規模プラットフォーム事業者(例: X、YouTube、LINEなど月間利用者数1000万人超の指定事業者)に通報(削除申出)への対応義務を課しています。

これは情報流通プラットフォーム対処法(旧プロバイダ責任制限法の2024年改正、2025年4月1日施行)によるもので、主に以下の点を義務付けています:

  • 被害者からの削除申出窓口の整備・公表
  • 申出受付後、原則7日以内に調査・判断し、削除の有無と理由を通知
  • 削除基準の策定・公表、運用状況の透明化(年次レポート公表)

ただし、Xは厳密に日本の法律(民法上の人格権)で判断するわけではなく、自社の規約(TOS)違反として扱います
通報が規約に該当すれば削除・凍結などの措置を取りますが、法律上の「削除義務」はあくまで手続きの迅速化・透明化で、内容の違法性を事業者が最終判断します。

つまり、通報は「法律に基づく申出」として有効ですが、X側は規約基準で審査するため、詳細説明欄に具体的な権利侵害(例: 「名誉毀損」「自尊心の侵害」など)と根拠を明記すると対応されやすくなります。

日本フォームの権利カテゴリについて

  • 名誉に関する権利(全体の親項目)
    社会的評価(他人からどう見られるか)を下げる内容全般。
    具体的事実を挙げて信用・名声・品性を落とすものがメイン → ここから下の細分化を選ぶ。
    民法709条

  • 自尊心の権利名誉感情侵害に相当)
    社会的評価は下がらなくても、本人のプライド・自尊心・自己肯定感を直接傷つける侮辱(「バカ」「キモい」「人間のクズ」「死ねばいい」など事実摘示なしの悪口)。
    名誉毀損要件を満たさないけど「心がズタズタになる」レベルの人格攻撃 → これを選ぶ。

  • プライバシーの権利
    私生活の秘密(恋愛・病気・家庭事情・性的指向など)を本人の同意なく晒す・暴露する行為。
    名誉より「知られたくない個人的領域」が侵害された場合優先。

  • 生活平穏権(生活平穏権)
    ストーカー的つきまとい・監視・脅しで日常生活の平穏を脅かすもの(「ずっと見てる」「
    家知ってる」など)。
    名誉より精神的な安心・安全が脅かされているケース。

  • 氏名権
    本人の同意なく実名・ハンドルネームを悪用したり、勝手に氏名を付けて中傷する行為。
    なりすましに近いが、名前そのものの無断使用がメイン。

  • 肖像権
    本人の顔写真・動画を無断で投稿・拡散・悪用(コラ画像にして侮辱など)。
    肖像(容姿)の無断利用が問題の本質。

  • パブリシティ権
    有名人・著名人の肖像・名前を商業的に無断利用(宣伝・商品に使うなど)。
    一般人より有名人向けで、経済的利益を侵害する場合。

  • 著作権
    自分の文章・イラスト・写真・動画などを無断転載・改変・商用利用。
    創作物の権利侵害 → ここを選ぶ。

  • 商標権
    自分の登録商標・ブランドロゴを無断で商品・サービスに使う。
    企業・ブランドオーナー向け。

名誉と自尊心の違い(一番のポイント)

  • 名誉外部的名誉(社会から受ける客観的評価)が下がるもの。
    例:「〇〇は詐欺師」「不倫してる」「犯罪者」など具体的事実を挙げて信用を落とす → 「名誉に関する権利」
  • 自尊心主観的名誉・名誉感情(自分が自分をどう思うか)の傷つき。
    例:「クズ」「ゴミ人間」「生きてる価値ない」など事実なしの侮辱で心を直接抉る → 「自尊心の権利」

迷ったら:

  • 具体的な事実(嘘でも本当でも)を挙げて社会的評価下げてる → 名誉
  • ただの悪口・人格攻撃で心が傷ついた → 自尊心
    両方該当しそうなら、自尊心名誉のどちらかを選んで詳細説明欄に補足すると通りやすいです。Xは日本の法律を直接適用しないので、複数通報も有効です。

🟨著作権とは

著作権については以下のサイトがわかりやすいです。

公益社団法人著作権情報センター
: 著作権って何?(はじめての著作権講座)著作者にはどんな権利がある?

Xで著作権侵害の申し立て(DMCA通知など)をする際、日本人権利者がよく主張する権利は、主に以下の2種類に分かれます。

  1. 著作者人格権(人格的な権利で、譲渡不可)
    → 特にSNS投稿で「クレジット(サインやID)の削除・書き換え」「改変されている」場合に使われやすい。
  2. 著作権(財産権)(複製・公衆送信など経済的な権利)
    → 無断転載・無断アップロードの典型的なケースで最も頻繁に主張される。

◆Xで著作権侵害としてよく使われる権利(日本著作権法ベース)

  • 氏名表示権(著作権法第19条)
    自分の作品を公開するとき、誰が創作者か(著作者名)を決定する権利。
    → 「無断でクレジットなしで転載された」などの場合に主張されやすい。
  • 同一性保持権(著作権法第20条)
    自分の作品の内容やタイトルを、自分の意に反して勝手に変えられない権利。
    → 画像のトリミング・合成・色調補正・文字入れ、動画の切り抜き・BGM追加、タイトルの改変などでよく使われる。
  • 複製権(著作権法第21条)
    自分の作品をコピー(複製)する権利を独占できるもの。
    → ダウンロード・スクショ・再投稿などでサーバーに保存される行為がこれに当たる。SNS転載ではほぼ必ず絡む基本権利。
  • 公衆送信権(著作権法第23条)
    インターネットなどで作品を公衆に送信(アップロード・公開)する権利。
    → Xへの無断投稿・リポスト・画像/動画の埋め込みなどで最も頻繁に主張される権利。DMCA通知のメインになることが非常に多い。

DMCAフォームの権利侵害欄には「公衆送信権の侵害」「複製権の侵害」と書かれるケースが圧倒的に多いです。著作者人格権(氏名表示権・同一性保持権)は「人格的権利侵害」として補足的に書かれることが一般的です。


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