【星と健花の英雄譚】 version 17

2024/06/16 07:17 by sagitta_luminis sagitta_luminis
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【星と健花の英雄譚】
@[TOC]

### コメント1:モル

#### はじめに

モルです。作品そのもののタイトルにどうでしょうか。
変更案はいくらでも受け付けております。

今回、モル自身も知覚できてなかった自分の中での構想をいくつか言語化することができそうなので、下に書き記そうと思います。もし違和感や別のアイデアなどあれば教えてください。

#### 1.本編と外伝

まず、モルは健人パートを本編、心羽パートを外伝(スピンオフ)のように考えていることに最近気付きました。時系列的には心羽パートが先でも、健人パートでの心羽を踏まえた上で心羽パートに行って欲しいというイメージがあり、物語を楽しむだけなら健人パートだけでも充分で、心羽や世界観のことを補足するのが心羽パートというような感じです。

#### 2.賜主の件、整合性について

次に賜主の件ですが、モルは脚本の都合を一切考慮せずに賜主の人物像を描き出していたため、健人パートの展開が変わってしまうことに気付きませんでした。そこで各ページを読み返したところ、健人パートはすごく丁寧に整合性をとっていて、設定の変更による影響がモルの見積もりよりもかなり大きくなってしまうことにようやく気付きました。
そこで、ギルの中にある彼らの思惑やロジカルを把握するためにいくつか質問をさせて下さい。
①、エクリプスは何が目的で朝憬市の状況を隠蔽させているのでしょうか?
②、エクリプスが侵略対象を朝憬市に限定している理由はなんでしょうか?
③、“箱船”を海上に呼べるほどの輸送技術があるのに、朝憬市にエクリプスが数人しかいないのはなぜでしょうか?

#### 3.このページについて

それと、モルはこのページを世界観や大筋の展開を作るための意見交換のページにしようと思っています。上記の件に限らず、展開を文章で書き起こすにあたって様々なアイデアや懸念が浮かぶと思うので、それらを整えられる場所にしたいなと。どうでしょうか?
手始めに、心羽パートの展開をできる範囲内で書き起こしてみようと思います。(下の文章はいつかこのページ内で正式にまとめる予定です。)

#### 4.心羽パートあらすじ

書き起こす範囲は『抜け殻となってから燎星心羽という名前をもらい、朝憬市を去ってから年月を過ごして再び朝憬市に戻り、健人と再開するまで』を予定してます。書き起こす目的はモルのイメージを知ってもらうことと、そのイメージにどのような問題があるかの確認をとることです。

##### 段落①『抜け殻となり辺境の星に落ちる〜展望台に辿り着くまで』
(“星創の道行き”より一部改変して流用)

抜け殻はリュミエとしての記憶や名前も全て失っていた。
抜け殻は空っぽになったその身でひとり、ただ寒さに震えているところを近くの農村の者に見つかり保護される。
しかし、名前を聞いてもわからない。何処から来たかもわからない。家族も、引率の者もいない。農村の者たちはこの少女にどう対応したらいいかわからず、困り果てていた。
「私は誰の“家族”?」
抜け殻は村人とのやり取りを重ねる中で、人はみな“家族”というものがあり、それがない自分には居場所がないことを知る。誰の家族でもない自分がいることでみなが困っている現状に耐えられなくなった抜け殻は、3日も経たぬうちに農村から立ち去る。自分を生み育てた“親”という存在から家族なるものが連なっていることを聞き出していた抜け殻は過去を思い出そうとする。その過程で自身が“魔法”という類のない力の持ち主であることを思い出すと、唯一思い出せた転移の魔法を使って“家族”探しの旅に出た。
抜け殻は数多の星を巡り、いくつもの“家族”を目にしてきた。その温もりは全て、自分に向けられることはなく、悔しさと羨望だけが募る。胸の内に抱いた惨めな感情は長い旅のなかで燻り、吐き出せない苦しさを抱え、やがて抜け殻は“自分に家族などない”という諦念に呑まれ涙が溢れる。
そこに、ある青年が現れる。彼は人の世の無情と虚しさに怒り、だが自身の無力という現実に心を失くしかかっていた。青年は抜け殻に声をかけた。それは燎火を思わせるような、温かい声だった。その温もりに絆されるように、抜け殻は誰にも話したことのない心の内をはじめて打ち明ける。
(キーワード:「親もいない」「家族も友達もいない」「世界中のどこにもいない」「ひとりぼっち」「寂しいのは嫌」「切ないのは嫌」「私を見て」「認めてほしい」「温もりがほしい」「望まれたい」「愛されたい」……)
「私ね、世界で独りぼっちなんだ」
「全然知らない街に来て、家族も友達も誰もいなくて」
「こんなに宇宙は広いのに、その何処にも私の声は届かない」
「それじゃあ私は、なんのために生まれてきたの?」
青年は抜け殻の声を必死に聞いていた。暗がりのなかで表情は伺いしれないが、青年の温かな眼差しはたしかに抜け殻に向けられ、その声は悔しさに震えていた。
「なんでかな…一生懸命やってるのにね」
「ただ、ひどい話かもだけどさ。俺、ここで…君に会えて良かったな」
「…えっ」
抜け殻は驚きを隠せない。“会えてよかった”と、その邂逅を歓迎してくれる人はかつて一人もいなかった。この青年は、あるいは…。
「うん、ホントにひどい…多分今、君みたいな人と、話したかったんだ」
青年の言うひどい話とはどういう意味なのか、抜け殻にはわかなかった。ただ、抜け殻の眼差しを受け止める優しい声は、今にも崩れてしまいそうな脆さだった。
「もし、なんだけど…よかったら、なんだけど」
「独り言、言っていかない?」
「独り言?」
「うん、独り言。君の声は、俺に届くかもしれない。俺の声は、君に届くかもしれない」
青年に提案された“独り言”。その意味はわからなくても、どうしようもない惨めなこの感情の吐き出す先を、この青年は用意しようとしてくれている。その意図は伝わってきた。
あなたのほうが、壊れそうなのに。
「だから、何ていうかな…自分と、お互いを助けるつもりで、さ…」

互いの内を吐き出していくなかで二人は友となり、青年は抜け殻に名前を与えた。"燎星心羽"ーーそれが彼女に与えられた名前だった。心羽は友という絆をくれた青年に、自身が身につけていたブレスレットを渡した。友自らが名を与えた“燎星心羽”という存在を、その記憶に刻みたかったから。

ポイント
・このとき、心羽は青年の顔も名前も知らない。
・二人の出会いは一夜限りのことで、心羽は翌朝に朝憬市を立ち去っている。
・青年の心の苦しみを理解できるほど心羽の感受性は成熟しておらず、この日のことに後ろめたさや罪悪感はない。
・この出会いを通じて心羽の心境が変化する。青年のような優しい心を他者に向けられる、『優しいことができる人』になりたいと憧れるようになる。
・青年は心羽の事実上の名付け親でもある。本当の親ではないとはいえ、その存在は心羽の親探しの旅に一応の決着をつけてくれた。


##### 段落②『展望台を離れた後〜ユール森林を訪れるまで』
青年との出会いにより抜け殻———否、“燎星心羽”は『夢』を手に入れた。『優しいことができる人になりたい』という夢。それは新しい旅の目的となり、親探しの旅を終えて夢を叶える旅へと心羽を導くことになる。
心羽はまず、抜け殻だった自分と決別する意味を込めて朝憬市を後にする。その後、旅の中で「何かに悩み、困っている人」を探す。自分がそうであったように、彼がそうしたように。心羽の辞書にはまだ、具体的な『優しいこと』の例がひとつしかなかった。
しかし、旅を重ねそのやり方では通用しないことを学んでいく。まずは相手と打ち解けあい、心を開いてもらうこと。話を聞き、相手が何をされると喜ぶのか正しく理解すること。そして、それを実行できるだけの実力を身につけること。本当に優しいことができる人は、これら全てを兼ね備えた人だろうと当時の心羽は考える。
『仲良くなる、聞く、できる。』今はどれも未熟ながら、これらを鍛えるために心羽は旅を続ける。

ポイント
・青年との出会いを経て成長したように見えるが、心の拠り所と夢を見つけただけであり、内面的な成長はほぼしていない。
・そのため、孤独を寂しがったり普通でない自分を嫌悪する性格は変わらない。
・心羽の精神年齢は見た目相応であり、愛着形成に難がある子供のような行動をとる。

##### 段落③『ユール森林を来訪〜旅立つまで』
サブタイトル【千想の魔法】に相当する段落。

旅の途中で心羽はユール森林を訪れることになる。
転移した直後から影魔に襲われ、イジェンドという剣士に助けられる。いきなり『優しいこと』をされた心羽はイジェンドに興味を持ち、彼と交流する中でその優しさと強さを知っていく。
イジェンドはシエルに要請して心羽をユール城下町に送り届ける。シエルとの交流のなかで影魔という存在が街全体に暗い影を落としていること、そしてイジェンドの目的を知ると、心羽は『二人目のイジェンド』になることを志す。
その後、イジェンドを追う中でエイミーという弓使いに出会い、カルナという存在、炎の魔女のことなどを知る。彼女も『優しいこと』ができる人であり、また影魔騒動解決のために動いている人物でもあるため、行動を共にする。エイミーもまた、心羽と炎の魔女との関連性を見出し、自身の目的を遂げるため心羽の動向を追う。
“影魔の殲滅”、同じ目的のために足並みを揃えた3人の元に影魔を放った存在、『エクリプス』が現れる。ウェルトと名乗るそのエクリプスは影魔の殲滅を止めるため、影魔を次々と召喚し数の暴力で圧倒するが、危険を察知したシエルによって3人は救出され、城下町の病院に送り届けられる。



##### 段落④『ユール森林を旅立つ〜日本を訪れるまで』

##### 段落⑤『日本を訪れる〜朝憬市に着くまで』

##### 段落⑥『朝憬市に着く〜花森健人に出会うまで』

#### 5.カルナと魔術、魔法、星創の力について
先日の話し合いやメモをもとに、下記のページにてまとめました。

[【カルナ】【魔術】【魔法】【星創の力】](https://mimemo.io/m/JkWVal62RwlBEqd)


書きかけの項目もありますが、これ以上やると長引きそうなので一旦更新とします。

### コメント2:ギル
更新ありがとう、ギルです。
モル、このページに記してくれたこと。それを思ってくださったこと。またそれを承諾頂くまで、大変骨を折らせたと思います。ありがとう、そして難儀をかけました。
ギルとしては、諸々の表現とモルが投げ掛けてくれた問いに回答する意味でも、今一度健人パートのプロットやギルが構想するネタを再構築しようと思っています。まずは大まかにでも。
というのもブランクが空いていたせいか、今すぐにはモルが投げ掛けてくれた問いに答えが用意できませんでした。ただ、二人がやりたいことを叶える物語に向けて、このプロットの再構築を通して回答したいと思います。その際には、再構築プロットは別ページにさせてもらいますが、コメントは意見交換用のこちらのページに上げさせていただきます。

p.s.
モルがギルとの創作を大切にしてくれていることを、改めて感じています。ギルもまた、モルと楽しく創作したいと思っています。

追記:大規模に変えてしまいましたが、何とか訂正案をアップしてみました。(;'∀')
またご査収の程、よろしくお願いします。
それとモルの思いは、またちゃんと受け止めたいと思っています。

### コメント3:モル
モルです更新ありがとう。星の心、健やかなるはも拝見しました! 完成度というか、相変わらず設定の練度が素晴らしいですね……‪w
こちらが提示した疑問をすべて解消しつつ、賜主↔リュミエの対比を健人↔心羽と重ねているのはすごく上手いなと‪w
プロットはとてもいい感じなので、確認を兼ねていくつか質問いいでしょうか!

①.花森健人は賜主の転生体とありましたが、健人の人格は賜主とは別にあるという理解でいいでしょうか?

②.別人格の場合、両者の価値観には似ているところもありますが、それは健人が賜主の価値観に影響を受けてのものですか?

③.賜主は健人の中で休眠しているとのことですが、エクリプスの拉致に応じないのは賜主自身の意思でもあるのでしょうか? また、どのような理由で拒むのでしょうか?

また一応確認なのですが、モルとしては今後、過去回想以外でリュミエを物語には出さない方針です(復活などは現状考えてません)。なのでもしギルの方針、想定と食い違う場合は要相談かもしれません…。

でもこの感じ、かつて2人で創作をしていた頃のようでモルは楽しいです‪w

### コメント4:ギル
お疲れ様です、モル。ギルですw
星の心ーーは、モルはどう見るかなぁと思ってたので、好評頂けるなら良かったですwありがとう。
というのも健人を賜主の転生体とした関係で、ギルの表現もより入ってしまいかねないとか、心羽と健人の元存在が戦っていたところとか、モルに受け入れてもらえるだろうかと思ってましたw

それで、確認してくれてるポイントについてですが…

①はそうですね。賜主と健人は別人格になります。
それと、価値観は通じる部分も所々あるように書こうと思います。ただ、この二者の生育歴はかなり違うものになると思うので、そこも踏まえておきたいとギルは考えています。

②に関しては、健人というキャラクター自身が経験してきたことや、思ってきた価値観、心の性質というのは、多少賜主と異なるところはあるとギルは思っています。
ただ、自他に対する負の側面や負の感情、その苦しい認知や捉え方に関しては、賜主と健人では潜在意識的に大部分が共通しているとギルは考えています。

③これに関しましては、リュミエと心羽の存在がキーになるとギルは構想しています。というのも、賜主はどこか、リュミエの優しさに自分のそれとは違う、また別にある捨てきれぬ希望を見ていた。その後の健人と心羽の出会いでその思いが今一度萌芽した。賜主はもう一度リュミエと会い、それを見たいと思っている。故にブレスレットを寄る辺とし、エクリプス達の所に戻るのを拒んでいる。
(ブレスレットは心羽が健人に渡したものなので、健人の心、或いは魂?がエクリプスによって葬られれば、ブレスレットの光は失われてしまう。それは賜主が最も避けたい喪失であると、ギルはしたいです)

それと、リュミエについてですがモルの方針で問題ないです。賜主は、どうしたってもうリュミエとは会えません。それが然るべきところでもある。
また、ギルはあくまで賜主をラスボスと考えています。モルはそれでも良いでしょうか?

p.s.
あの頃の楽しい感覚を思ってくださるなんて、ギルはとても嬉しいですwこちらもまた筆が乗って楽しくなってきました!

### コメント5:モル
ギルの方こそ更新お疲れ様です!モルです。

賜主が健人に転生するのはモルの頭にはまったくなかったアイデアですが、意外としっくりきてるんですよね‪w
心羽と健人と元存在が敵同士、というのは考え方が逆で、モルは敵同士だった彼らの二次存在が手を取り合うという構図がとてもいいなと思ってます。

質問の件も回答助かります!
①、②はギルの回答を見た感じ、モルの認識とギルの考えに相違はなさそうで安心しました‪。健人が抱える苦しさは賜主とは関係ない、健人自身の人生によるものなのかどうかがとても重要でした。

③について、賜主がリュミエに憧憬を抱いているというのは意外でした。リュミエと街の人々との関係性を他力本願の醜悪な希望と論じながらも、リュミエ自身が掲げる思いにはどこか、賜主の琴線に触れるものがあったのでしょうか。
モルは賜主を人間の負の側面を見すぎて闇堕ちしまったダークヒーローのようにキャラ付けしていましたが、ダークヒーローならたしかに、本来のヒーロー然とした考えや立ち振る舞いに心を動かされるのも納得です。
賜主の思いとしては、エクリプスの元に戻るのが嫌だというよりは、健人と彼が持つブレスレットに意義を見出したから離れるわけにはいかない、という感じでしょうか。
それと、ブレスレットが賜主のものではなく健人のもの、というのがとてもいいですね。心羽から健人への心のやり取りが尊重(?)されている感じは魔法や星創らしくていいです。

これらを踏まえて新しく確認、質問をしたいのですが、
④.本編開始前の時点で、賜主は心羽がリュミエの抜け殻だったことに気付いているでしょうか? また、渡されたブレスレットが星創の核であることには気付いているでしょうか?

それと、リュミエの方針については問題ないみたいでよかったです。賜主がラスボス、というのはモルとしても変えたくないポイントなので大丈夫です!

ラスボスとして賜主が世界を壊さんとする時、立ち向かう星と健花がダブルライダーしていることがモルの理想です。


### コメント6:ギル
どもです、モル。ギルですw
賜主の健人転生案、好評みたいで良かったです!
「元存在二人が戦っていたことは、モルにどう映るかな…」と思ってたので、手を取り合うところを重視してもらえて、良い解釈を貰ったなとw

①と②についてはそうですよね、やっぱりギルとしても、一個人として健人は踏まえておきたいところだったので(^^)b

③についても、ドンピシャの解釈を貰えて嬉しいですw
そのためにもリュミエや心羽の希望や優しさの表現と、それを受けての賜主や健人の心理描写や変化は、丁寧に描写していきたいとギルは考えています。
きっと賜主や健人にとって、リュミエや心羽は、自分が諦めてしまったり、渇きつつ燻っている部分に足掻いてくれているように見えたんじゃないかというイメージがギルの中にはあったもので、新しく作った"花森健人"の項目もその前提で書かせてもらってます。

…というこれらの点を踏まえまして、同項目に子細な内容は書かせてもらいましたが、④の回答として、心羽と健人が出会った時、賜主は休眠故の微睡んだような状態だったので、そこに在った誰かの優しい篝火の熱は感じたと思いますが、誰かがどういう人かまでは認識しきれていない。或いは都合がいいか分かりませんが、メタ的には敢えて暈して書こうかとも思っています。こう言葉にするとちょっと…フワフワしてますねw
ちなみにブレスレットの存在についても…あ、ギルの中では今のところあやふやですね。あれ、困ったな…すみませんf(^^;
これは、それこそモルに相談とさせて頂いた方がいいでしょうか?

そして賜主はそうですね。あの人物は落としどころはキチンとしておかなければならないキャラクターなのは間違いないとギルも思っています。
何よりギルも、星と健花のダブルライダーはホント見たい!それはギルにとって、昔からの夢でもあるのですw

### コメント7:モル
やあギル!モルです。
花森健人の頁、簡易プロット、拝見しました!

③について、解釈が的を得ていたようでよかったです。ギルが持つ賜主のイメージが掴めてきました!
④について、微睡んでいた状態というのはいいと思います!何が起こっているのかがあやふやな状態で、もっと非物質的な角度から心羽にリュミエのような熱を感じた、という解釈でいいでしょうか?

これに関してちょっと気になったのですが、
⑤.心羽より前に健人自身がヒーローに憧れ、優しい熱を抱いた時期があった(そして諦めた)と思うのですが、この時に賜主は健人からリュミエのような熱を感じていたでしょうか?
だとすれば、賜主は健人に対しても心羽と同じ眼差しを向け、その行く末を見守っていたのではないかと思うのです。
ギルの解釈を教えてください。

ブレスレットについては、また後…!ブレスレットについては、その所有者は健人であり、健人を失うとブレスレットも失われる、という状況を賜主は知っていてそれを避けたいと考えているはずなので、ブレスレットの正体については知っているのではという推測が出。また、今は賜主もブレスレットをどうこうすることはできず、微睡んでいる状態のため知っていても特に行動を起こしたりはしない気がします。見方が甘いでしょうか…?

それと、話題は変わるのですがこのページでギルと検討したいことがあります。
⑥.心羽と健人の通信機能についてです。今は違う星にいる2人が、健人のブレスレットを通して交信する描写は物語上どうしても必要です。心羽パートでは千想の魔法の辺りからこの描写を入れようと思っています。いずれは電話のような感覚で通話できるようになり、心羽は再会を果たすため転移を繰り返して朝憬市を目指すことになります。そこで、

・健人パートではいつ頃から交信が解禁されるのか。(少なくとも本編開始よりはになる?)
・交信をし始めた頃はのような内容のやり取りになるのか。(お互いに“それ”が交信であることに、どのようにして気付いていくのか)
・各パートの会話の内容はモルとギルのどちらが決めるのか。(千想の魔法では健人の言葉から心羽が活路を見出す展開があるため、ここは特にギルとの解釈一致が必要)
・心羽が健人と再会をすることにしたのはなぜか。

この辺を軸に話し合って骨格を作っていきたいです。
      

目次コメント1:モルはじめに1.本編と外伝2.賜主の件、整合性について3.このページについて4.心羽パートあらすじ段落①『抜け殻となり辺境の星に落ちる〜展望台に辿り着くまで』段落②『展望台を離れた後〜ユール森林を訪れるまで』段落③『ユール森林を来訪〜旅立つまで』段落④『ユール森林を旅立つ〜日本を訪れるまで』段落⑤『日本を訪れる〜朝憬市に着くまで』段落⑥『朝憬市に着く〜花森健人に出会うまで』5.カルナと魔術、魔法、星創の力についてコメント2:ギルコメント3:モルコメント4:ギルコメント5:モルコメント6:ギルコメント7:モル

コメント1:モル

はじめに

モルです。作品そのもののタイトルにどうでしょうか。
変更案はいくらでも受け付けております。

今回、モル自身も知覚できてなかった自分の中での構想をいくつか言語化することができそうなので、下に書き記そうと思います。もし違和感や別のアイデアなどあれば教えてください。

1.本編と外伝

まず、モルは健人パートを本編、心羽パートを外伝(スピンオフ)のように考えていることに最近気付きました。時系列的には心羽パートが先でも、健人パートでの心羽を踏まえた上で心羽パートに行って欲しいというイメージがあり、物語を楽しむだけなら健人パートだけでも充分で、心羽や世界観のことを補足するのが心羽パートというような感じです。

2.賜主の件、整合性について

次に賜主の件ですが、モルは脚本の都合を一切考慮せずに賜主の人物像を描き出していたため、健人パートの展開が変わってしまうことに気付きませんでした。そこで各ページを読み返したところ、健人パートはすごく丁寧に整合性をとっていて、設定の変更による影響がモルの見積もりよりもかなり大きくなってしまうことにようやく気付きました。
そこで、ギルの中にある彼らの思惑やロジカルを把握するためにいくつか質問をさせて下さい。
①、エクリプスは何が目的で朝憬市の状況を隠蔽させているのでしょうか?
②、エクリプスが侵略対象を朝憬市に限定している理由はなんでしょうか?
③、“箱船”を海上に呼べるほどの輸送技術があるのに、朝憬市にエクリプスが数人しかいないのはなぜでしょうか?

3.このページについて

それと、モルはこのページを世界観や大筋の展開を作るための意見交換のページにしようと思っています。上記の件に限らず、展開を文章で書き起こすにあたって様々なアイデアや懸念が浮かぶと思うので、それらを整えられる場所にしたいなと。どうでしょうか?
手始めに、心羽パートの展開をできる範囲内で書き起こしてみようと思います。(下の文章はいつかこのページ内で正式にまとめる予定です。)

4.心羽パートあらすじ

書き起こす範囲は『抜け殻となってから燎星心羽という名前をもらい、朝憬市を去ってから年月を過ごして再び朝憬市に戻り、健人と再開するまで』を予定してます。書き起こす目的はモルのイメージを知ってもらうことと、そのイメージにどのような問題があるかの確認をとることです。

段落①『抜け殻となり辺境の星に落ちる〜展望台に辿り着くまで』

(“星創の道行き”より一部改変して流用)

抜け殻はリュミエとしての記憶や名前も全て失っていた。
抜け殻は空っぽになったその身でひとり、ただ寒さに震えているところを近くの農村の者に見つかり保護される。
しかし、名前を聞いてもわからない。何処から来たかもわからない。家族も、引率の者もいない。農村の者たちはこの少女にどう対応したらいいかわからず、困り果てていた。
「私は誰の“家族”?」
抜け殻は村人とのやり取りを重ねる中で、人はみな“家族”というものがあり、それがない自分には居場所がないことを知る。誰の家族でもない自分がいることでみなが困っている現状に耐えられなくなった抜け殻は、3日も経たぬうちに農村から立ち去る。自分を生み育てた“親”という存在から家族なるものが連なっていることを聞き出していた抜け殻は過去を思い出そうとする。その過程で自身が“魔法”という類のない力の持ち主であることを思い出すと、唯一思い出せた転移の魔法を使って“家族”探しの旅に出た。
抜け殻は数多の星を巡り、いくつもの“家族”を目にしてきた。その温もりは全て、自分に向けられることはなく、悔しさと羨望だけが募る。胸の内に抱いた惨めな感情は長い旅のなかで燻り、吐き出せない苦しさを抱え、やがて抜け殻は“自分に家族などない”という諦念に呑まれ涙が溢れる。
そこに、ある青年が現れる。彼は人の世の無情と虚しさに怒り、だが自身の無力という現実に心を失くしかかっていた。青年は抜け殻に声をかけた。それは燎火を思わせるような、温かい声だった。その温もりに絆されるように、抜け殻は誰にも話したことのない心の内をはじめて打ち明ける。
(キーワード:「親もいない」「家族も友達もいない」「世界中のどこにもいない」「ひとりぼっち」「寂しいのは嫌」「切ないのは嫌」「私を見て」「認めてほしい」「温もりがほしい」「望まれたい」「愛されたい」……)
「私ね、世界で独りぼっちなんだ」
「全然知らない街に来て、家族も友達も誰もいなくて」
「こんなに宇宙は広いのに、その何処にも私の声は届かない」
「それじゃあ私は、なんのために生まれてきたの?」
青年は抜け殻の声を必死に聞いていた。暗がりのなかで表情は伺いしれないが、青年の温かな眼差しはたしかに抜け殻に向けられ、その声は悔しさに震えていた。
「なんでかな…一生懸命やってるのにね」
「ただ、ひどい話かもだけどさ。俺、ここで…君に会えて良かったな」
「…えっ」
抜け殻は驚きを隠せない。“会えてよかった”と、その邂逅を歓迎してくれる人はかつて一人もいなかった。この青年は、あるいは…。
「うん、ホントにひどい…多分今、君みたいな人と、話したかったんだ」
青年の言うひどい話とはどういう意味なのか、抜け殻にはわかなかった。ただ、抜け殻の眼差しを受け止める優しい声は、今にも崩れてしまいそうな脆さだった。
「もし、なんだけど…よかったら、なんだけど」
「独り言、言っていかない?」
「独り言?」
「うん、独り言。君の声は、俺に届くかもしれない。俺の声は、君に届くかもしれない」
青年に提案された“独り言”。その意味はわからなくても、どうしようもない惨めなこの感情の吐き出す先を、この青年は用意しようとしてくれている。その意図は伝わってきた。
あなたのほうが、壊れそうなのに。
「だから、何ていうかな…自分と、お互いを助けるつもりで、さ…」

互いの内を吐き出していくなかで二人は友となり、青年は抜け殻に名前を与えた。"燎星心羽"ーーそれが彼女に与えられた名前だった。心羽は友という絆をくれた青年に、自身が身につけていたブレスレットを渡した。友自らが名を与えた“燎星心羽”という存在を、その記憶に刻みたかったから。

ポイント
・このとき、心羽は青年の顔も名前も知らない。
・二人の出会いは一夜限りのことで、心羽は翌朝に朝憬市を立ち去っている。
・青年の心の苦しみを理解できるほど心羽の感受性は成熟しておらず、この日のことに後ろめたさや罪悪感はない。
・この出会いを通じて心羽の心境が変化する。青年のような優しい心を他者に向けられる、『優しいことができる人』になりたいと憧れるようになる。
・青年は心羽の事実上の名付け親でもある。本当の親ではないとはいえ、その存在は心羽の親探しの旅に一応の決着をつけてくれた。

段落②『展望台を離れた後〜ユール森林を訪れるまで』

青年との出会いにより抜け殻———否、“燎星心羽”は『夢』を手に入れた。『優しいことができる人になりたい』という夢。それは新しい旅の目的となり、親探しの旅を終えて夢を叶える旅へと心羽を導くことになる。
心羽はまず、抜け殻だった自分と決別する意味を込めて朝憬市を後にする。その後、旅の中で「何かに悩み、困っている人」を探す。自分がそうであったように、彼がそうしたように。心羽の辞書にはまだ、具体的な『優しいこと』の例がひとつしかなかった。
しかし、旅を重ねそのやり方では通用しないことを学んでいく。まずは相手と打ち解けあい、心を開いてもらうこと。話を聞き、相手が何をされると喜ぶのか正しく理解すること。そして、それを実行できるだけの実力を身につけること。本当に優しいことができる人は、これら全てを兼ね備えた人だろうと当時の心羽は考える。
『仲良くなる、聞く、できる。』今はどれも未熟ながら、これらを鍛えるために心羽は旅を続ける。

ポイント
・青年との出会いを経て成長したように見えるが、心の拠り所と夢を見つけただけであり、内面的な成長はほぼしていない。
・そのため、孤独を寂しがったり普通でない自分を嫌悪する性格は変わらない。
・心羽の精神年齢は見た目相応であり、愛着形成に難がある子供のような行動をとる。

段落③『ユール森林を来訪〜旅立つまで』

サブタイトル【千想の魔法】に相当する段落。

旅の途中で心羽はユール森林を訪れることになる。
転移した直後から影魔に襲われ、イジェンドという剣士に助けられる。いきなり『優しいこと』をされた心羽はイジェンドに興味を持ち、彼と交流する中でその優しさと強さを知っていく。
イジェンドはシエルに要請して心羽をユール城下町に送り届ける。シエルとの交流のなかで影魔という存在が街全体に暗い影を落としていること、そしてイジェンドの目的を知ると、心羽は『二人目のイジェンド』になることを志す。
その後、イジェンドを追う中でエイミーという弓使いに出会い、カルナという存在、炎の魔女のことなどを知る。彼女も『優しいこと』ができる人であり、また影魔騒動解決のために動いている人物でもあるため、行動を共にする。エイミーもまた、心羽と炎の魔女との関連性を見出し、自身の目的を遂げるため心羽の動向を追う。
“影魔の殲滅”、同じ目的のために足並みを揃えた3人の元に影魔を放った存在、『エクリプス』が現れる。ウェルトと名乗るそのエクリプスは影魔の殲滅を止めるため、影魔を次々と召喚し数の暴力で圧倒するが、危険を察知したシエルによって3人は救出され、城下町の病院に送り届けられる。

段落④『ユール森林を旅立つ〜日本を訪れるまで』
段落⑤『日本を訪れる〜朝憬市に着くまで』
段落⑥『朝憬市に着く〜花森健人に出会うまで』

5.カルナと魔術、魔法、星創の力について

先日の話し合いやメモをもとに、下記のページにてまとめました。

【カルナ】【魔術】【魔法】【星創の力】

書きかけの項目もありますが、これ以上やると長引きそうなので一旦更新とします。

コメント2:ギル

更新ありがとう、ギルです。
モル、このページに記してくれたこと。それを思ってくださったこと。またそれを承諾頂くまで、大変骨を折らせたと思います。ありがとう、そして難儀をかけました。
ギルとしては、諸々の表現とモルが投げ掛けてくれた問いに回答する意味でも、今一度健人パートのプロットやギルが構想するネタを再構築しようと思っています。まずは大まかにでも。
というのもブランクが空いていたせいか、今すぐにはモルが投げ掛けてくれた問いに答えが用意できませんでした。ただ、二人がやりたいことを叶える物語に向けて、このプロットの再構築を通して回答したいと思います。その際には、再構築プロットは別ページにさせてもらいますが、コメントは意見交換用のこちらのページに上げさせていただきます。

p.s.
モルがギルとの創作を大切にしてくれていることを、改めて感じています。ギルもまた、モルと楽しく創作したいと思っています。

追記:大規模に変えてしまいましたが、何とか訂正案をアップしてみました。(;'∀')
またご査収の程、よろしくお願いします。
それとモルの思いは、またちゃんと受け止めたいと思っています。

コメント3:モル

モルです更新ありがとう。星の心、健やかなるはも拝見しました! 完成度というか、相変わらず設定の練度が素晴らしいですね……‪w
こちらが提示した疑問をすべて解消しつつ、賜主↔リュミエの対比を健人↔心羽と重ねているのはすごく上手いなと‪w
プロットはとてもいい感じなので、確認を兼ねていくつか質問いいでしょうか!

①.花森健人は賜主の転生体とありましたが、健人の人格は賜主とは別にあるという理解でいいでしょうか?

②.別人格の場合、両者の価値観には似ているところもありますが、それは健人が賜主の価値観に影響を受けてのものですか?

③.賜主は健人の中で休眠しているとのことですが、エクリプスの拉致に応じないのは賜主自身の意思でもあるのでしょうか? また、どのような理由で拒むのでしょうか?

また一応確認なのですが、モルとしては今後、過去回想以外でリュミエを物語には出さない方針です(復活などは現状考えてません)。なのでもしギルの方針、想定と食い違う場合は要相談かもしれません…。

でもこの感じ、かつて2人で創作をしていた頃のようでモルは楽しいです‪w

コメント4:ギル

お疲れ様です、モル。ギルですw
星の心ーーは、モルはどう見るかなぁと思ってたので、好評頂けるなら良かったですwありがとう。
というのも健人を賜主の転生体とした関係で、ギルの表現もより入ってしまいかねないとか、心羽と健人の元存在が戦っていたところとか、モルに受け入れてもらえるだろうかと思ってましたw

それで、確認してくれてるポイントについてですが…

①はそうですね。賜主と健人は別人格になります。
それと、価値観は通じる部分も所々あるように書こうと思います。ただ、この二者の生育歴はかなり違うものになると思うので、そこも踏まえておきたいとギルは考えています。

②に関しては、健人というキャラクター自身が経験してきたことや、思ってきた価値観、心の性質というのは、多少賜主と異なるところはあるとギルは思っています。
ただ、自他に対する負の側面や負の感情、その苦しい認知や捉え方に関しては、賜主と健人では潜在意識的に大部分が共通しているとギルは考えています。

③これに関しましては、リュミエと心羽の存在がキーになるとギルは構想しています。というのも、賜主はどこか、リュミエの優しさに自分のそれとは違う、また別にある捨てきれぬ希望を見ていた。その後の健人と心羽の出会いでその思いが今一度萌芽した。賜主はもう一度リュミエと会い、それを見たいと思っている。故にブレスレットを寄る辺とし、エクリプス達の所に戻るのを拒んでいる。
(ブレスレットは心羽が健人に渡したものなので、健人の心、或いは魂?がエクリプスによって葬られれば、ブレスレットの光は失われてしまう。それは賜主が最も避けたい喪失であると、ギルはしたいです)

それと、リュミエについてですがモルの方針で問題ないです。賜主は、どうしたってもうリュミエとは会えません。それが然るべきところでもある。
また、ギルはあくまで賜主をラスボスと考えています。モルはそれでも良いでしょうか?

p.s.
あの頃の楽しい感覚を思ってくださるなんて、ギルはとても嬉しいですwこちらもまた筆が乗って楽しくなってきました!

コメント5:モル

ギルの方こそ更新お疲れ様です!モルです。

賜主が健人に転生するのはモルの頭にはまったくなかったアイデアですが、意外としっくりきてるんですよね‪w
心羽と健人と元存在が敵同士、というのは考え方が逆で、モルは敵同士だった彼らの二次存在が手を取り合うという構図がとてもいいなと思ってます。

質問の件も回答助かります!
①、②はギルの回答を見た感じ、モルの認識とギルの考えに相違はなさそうで安心しました‪。健人が抱える苦しさは賜主とは関係ない、健人自身の人生によるものなのかどうかがとても重要でした。

③について、賜主がリュミエに憧憬を抱いているというのは意外でした。リュミエと街の人々との関係性を他力本願の醜悪な希望と論じながらも、リュミエ自身が掲げる思いにはどこか、賜主の琴線に触れるものがあったのでしょうか。
モルは賜主を人間の負の側面を見すぎて闇堕ちしまったダークヒーローのようにキャラ付けしていましたが、ダークヒーローならたしかに、本来のヒーロー然とした考えや立ち振る舞いに心を動かされるのも納得です。
賜主の思いとしては、エクリプスの元に戻るのが嫌だというよりは、健人と彼が持つブレスレットに意義を見出したから離れるわけにはいかない、という感じでしょうか。
それと、ブレスレットが賜主のものではなく健人のもの、というのがとてもいいですね。心羽から健人への心のやり取りが尊重(?)されている感じは魔法や星創らしくていいです。

これらを踏まえて新しく確認、質問をしたいのですが、
④.本編開始前の時点で、賜主は心羽がリュミエの抜け殻だったことに気付いているでしょうか? また、渡されたブレスレットが星創の核であることには気付いているでしょうか?

それと、リュミエの方針については問題ないみたいでよかったです。賜主がラスボス、というのはモルとしても変えたくないポイントなので大丈夫です!

ラスボスとして賜主が世界を壊さんとする時、立ち向かう星と健花がダブルライダーしていることがモルの理想です。

コメント6:ギル

どもです、モル。ギルですw
賜主の健人転生案、好評みたいで良かったです!
「元存在二人が戦っていたことは、モルにどう映るかな…」と思ってたので、手を取り合うところを重視してもらえて、良い解釈を貰ったなとw

①と②についてはそうですよね、やっぱりギルとしても、一個人として健人は踏まえておきたいところだったので(^^)b

③についても、ドンピシャの解釈を貰えて嬉しいですw
そのためにもリュミエや心羽の希望や優しさの表現と、それを受けての賜主や健人の心理描写や変化は、丁寧に描写していきたいとギルは考えています。
きっと賜主や健人にとって、リュミエや心羽は、自分が諦めてしまったり、渇きつつ燻っている部分に足掻いてくれているように見えたんじゃないかというイメージがギルの中にはあったもので、新しく作った"花森健人"の項目もその前提で書かせてもらってます。

…というこれらの点を踏まえまして、同項目に子細な内容は書かせてもらいましたが、④の回答として、心羽と健人が出会った時、賜主は休眠故の微睡んだような状態だったので、そこに在った誰かの優しい篝火の熱は感じたと思いますが、誰かがどういう人かまでは認識しきれていない。或いは都合がいいか分かりませんが、メタ的には敢えて暈して書こうかとも思っています。こう言葉にするとちょっと…フワフワしてますねw
ちなみにブレスレットの存在についても…あ、ギルの中では今のところあやふやですね。あれ、困ったな…すみませんf(^^;
これは、それこそモルに相談とさせて頂いた方がいいでしょうか?

そして賜主はそうですね。あの人物は落としどころはキチンとしておかなければならないキャラクターなのは間違いないとギルも思っています。
何よりギルも、星と健花のダブルライダーはホント見たい!それはギルにとって、昔からの夢でもあるのですw

コメント7:モル

やあギル!モルです。
花森健人の頁、簡易プロット、拝見しました!

③について、解釈が的を得ていたようでよかったです。ギルが持つ賜主のイメージが掴めてきました!
④について、微睡んでいた状態というのはいいと思います!何が起こっているのかがあやふやな状態で、もっと非物質的な角度から心羽にリュミエのような熱を感じた、という解釈でいいでしょうか?

これに関してちょっと気になったのですが、
⑤.心羽より前に健人自身がヒーローに憧れ、優しい熱を抱いた時期があった(そして諦めた)と思うのですが、この時に賜主は健人からリュミエのような熱を感じていたでしょうか?
だとすれば、賜主は健人に対しても心羽と同じ眼差しを向け、その行く末を見守っていたのではないかと思うのです。
ギルの解釈を教えてください。

ブレスレットについては、その所有者は健人であり、健人を失うとブレスレットも失われる、という状況を賜主は知っていてそれを避けたいと考えているはずなので、ブレスレットの正体については知っているのではという推測が出ました。また、今は賜主もブレスレットをどうこうすることはできず、微睡んでいる状態のため知っていても特に行動を起こしたりはしない気がします。見方が甘いでしょうか…?

それと、話題は変わるのですがこのページでギルと検討したいことがあります。
⑥.心羽と健人の通信機能についてです。今は違う星にいる2人が、健人のブレスレットを通して交信する描写は物語上どうしても必要です。心羽パートでは千想の魔法の辺りからこの描写を入れようと思っています。いずれは電話のような感覚で通話できるようになり、心羽は再会を果たすため転移を繰り返して朝憬市を目指すことになります。そこで、

・健人パートではいつ頃から交信が解禁されるのか。(少なくとも本編開始よりは後になる?)
・交信をし始めた頃はどのような内容のやり取りになるのか。(お互いに“それ”が交信であることに、どのようにして気付いていくのか)
・各パートの会話の内容はモルとギルのどちらが決めるのか。(千想の魔法では健人の言葉から心羽が活路を見出す展開があるため、ここは特にギルとの解釈一致が必要)
・心羽が健人と再会をすることにしたのはなぜか。

この辺を軸に話し合って骨格を作っていきたいです。