0 Windowsタブレット+ペン+HHKBという組み合わせで入力環境を整える(3) - 目標とする配列と、HHKBが使えるようになるまで みんなに公開

Windowsタブレット+ペン+HHKBという組み合わせで入力環境を整える(2) - キー配列のカスタマイズ方法について
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今回作りたい配列

今回HHKBを使って作りたい配列はこれです。
keyboard-layout
画像はKeyboard Layout Editorを用いて作成しました。文字のないものを作って印刷しておいて、配列を考えるのにおすすめです。
図の色分けですが、白はHHKBのデフォルトの配列(前ページの2.の設定は必要)で、橙が前ページの1.(HHKBのDIPスイッチ)、緑が前ページの3.(今回はChange Keyを使います)、青が前ページの4.(AutoHotkeyを使います)、灰色は未定です。キーを吟味した結果、現状はHHKBですらキーが2つ余分になってます。青色のキーの設定がミソなので、説明します。
SpaceキーのところはSandS(Space and Shift)という設定にしています。これはSpaceキーだけを押す(空打ち)とSpaceキーとなり、Spaceキーを押しながら他のキーを押すとShiftキーになるというものです。この設定をするとShiftキーが小指でなく親指担当になるためShiftを押しながらの入力が非常に楽になります。ちなみにおそらく一番よくあるCapsLockキーの変更ですが、HHKBではCapsLockキーの位置がデフォルトでCtrlキーになっている親切設計です。
それを応用して、左のAltを空打ちすることでEscキーを打てるようにしています。元々Escキーのあった箇所にはWinキーを入れています。
スペースキーの左右には英数キーとかなキーを割り当てています。半角/全角キーで変更するよりも、macの英数かなキー仕様の方が使ってて便利だったのでそれを再現しています。なお、修飾キーと同時に押した際に別のキーになるようになっていますが、これはそうしないとShift+SpaceやAlt+Escなどを入力することができないからです。

基本設定

1. HHKBのDIPスイッチを設定する

HHKBにはDIPスイッチが6つあります。それぞれの設定内容については以下の公式ページを参照してください。
Happy Hacking Keyboard | 背面スイッチの説明 | PFU
私はSW1とSW3の2箇所をONに変更しています。

2. Windowsのキーボード配列を変更する

「設定」→「時刻と言語」→「言語」→優先する言語内にある日本語をクリックし「オプション」→「レイアウトを変更する」で、JISキーボードをUSキーボードに変更できます。設定は再起動後に有効になります。

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Windowsタブレット+ペン+HHKBという組み合わせで入力環境を整える(4) - ChangeKeyを使ってキー配列のレジストリを変更する

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