みんなのメモ
みんなの公開メモです(新しい順)。
に更新 by someone
「アハトが消えた」
そこは朝憬市内にあるとある廃墟ビルの一室。カイルスはかつて使われていたものであろうビジネス机の上に腰掛け、外に面した窓に背を預けるネーゲルに言った。時間は深夜、深い暗闇の中に人間の作った電気の灯りがポツポツと灯っている。その光景を...
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その後、父の哲也(てつや)や見舞いに駆けつけていた姉たち夫婦とも対面して少し話し、また眠った。幸い背中に受けた傷以外は外傷も少なく、医師曰く極度に疲労していた状態からも回復してきているため、あと二日もすれば退院できるということだった。しかし長らく眠っ...
に更新 by someone
「何か起きた…?」
「まさか…!?」
事態が判然としない中、叫びが聞こえた学外の様子を探るべく駆け出す二人。宵闇の中、学外に面する窓を開け、街灯の灯りを頼りにその周囲を見渡す。
に更新 by someone
「…警察に行けないのは、何で?」
そう聞いた瞬間、和明が右手の人差し指を立てて口元に寄せながら言った。
「静かに…戸を閉めて中に入ってくれ」
に更新 by yukirby_snpi
カジュアル27→33:5マッチ
マップの上のほうに降りると物資位置全然わからないし
構造もわからないので全く戦えなかった…夕方頑張る。
に更新 by someone
和明との約束の時間は16時だったが、健人が英道大学に到着したのは15時50分だった。あの後寝坊したのと、自転車が壊されたのを忘れていたのは痛手だった。約束の前に休学届を先に提出するのつもりだったが別の機会にせざるを得ない。ボサボサの頭で身だしなみも最...
に更新 by someone
「横尾…横尾…!」
その後、健人はふらつきながらもすぐに和明を横たえた階段の踊り場へと向かい、その意識に呼び掛けた。横たえたその身体を抱え、右腕で支える和明の頭——力の投げ出されたその重さが健人の焦燥を煽る。
「……ぅ…あ、ゆみ…」
に更新 by someone
2020年4月16日。花森健人が目を冷ますと、まず視界に入ってきたのは清潔感を感じさせる白い天井だった。ここは…どこだ?続いて感じたのは手に感じる柔らかな温み。まだ半開きの目線が、その温みを辿る。そこには疲れた顔で自分を見守る母、純子(すみこ)の姿が...