ギルのプロット No.1~ version 5

2022/06/21 03:08 by sagitta_luminis sagitta_luminis
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No.1 プロット 【A】
アバン
作中序盤から中盤に当たる部分の一部を先んじて公開。読者を惹きつける目的。

ある日、突如として朝憬市の上空の太陽が、日食で暗くなった。
時を同じくして中心街駅交差点をゴシック系の出で立ちで歩いていた男女が異形の存在へと変身して周囲の人間を襲う。また彼らは他の異形を指揮していた。

その時、異形たちが暴れる現場に赤髪の魔女と火の鳥、そして甲虫の戦士と白い鴉が現れて彼らと対峙する。
激しい交戦の中、異形らと魔女たちの力は拮抗するも、異形らの挑発に甲虫が「正義など棄てた」と不穏な言葉を返し、魔女はその胸中を憂いに揺らした。

1/3
花森健人が事に巻き込まれる導入

英道大学福祉科二回生である花森健人は、その日も怠惰ながらも努めて平穏に過ごしていた。
隣で他の学生らが話す”赤髪の魔女”と”怪物”の都市伝説。それを講義と共に聞き流すと、健人は学友の横尾和明にポツリと言う。
"何で俺、この勉強してるんだっけ?"
その後、健人は気遣われたこともあって和明と共に食事し、自身が"人を大切に思うこと"を見失って2年だと話す。

ヴェムルアと呼ばれる黒コートの男が、使者である一体の異形から報告を受ける。
"件のアズの所在を確認。当該人物を速やかに捕えるよう、ヴェムルア様に特命が下りました”
ヴェムルアはなぜ自分に特命が下ったのかを疑問に思いながらも、これを受諾し使者に対して開示しうる情報の提供を求める。

"逆にさ、人を大切にしたい切っ掛けって、何だった?"
"月並みだけどさ、思い出すのはアリかもな"
次の講義まで待つ間、そんな和明の言葉に少し思案する健人は"思い出せるものなのかな…?"と億劫さを前面に出して言う。乗り気になれない健人の様子に対して、和明は思い出したくないのか確認する。
"…今更、面倒なんだ"
"そうみたいだな…ただ、解釈が違うかもだけど、俺には花っち自身がその面倒さに執着してるように見える"
確信を突かれた健人は、そのまま講義中も思案していた。

その後、健人は"切っ掛けになった人"である日原望結という昔世話になったカウンセラーに数年ぶりに電話をかける。
たどたどしいながらも、カウンセリングという形でもいいので会えないかを聞く健人。望結は少し間を置きながらも承諾し、翌日の昼に会うこととなった。ヴェムルアが件のアズである彼女を狙うことは知る由もなく…


2/3
健人のリーンへの変身とネーゲル誕生

日原と外で対面した健人だが、話し方はぎこちない。日原は静かに、丁寧に健人の言葉を聞き、時に問いを投げかける。
そうして時間は静かに過ぎ、その場に夕焼けが射し始めた頃、日原はポツリと言った。
”健人君、最後にまた会えて良かったよ——”

###### //ギルです。最低限ではありますが、プロットをまた提示させて頂きました。これ以降の項目も鋭意製作中ですが、モルに相談なく日原望結が重要な情報を何か持っていた体で書いてしまっています(;'∀')というのもヴェムルア程のエクリプスが動く案件とするためにそういう演出をさせてもらいました。それとなく匂わせる程度で、また内容は相談しながら今後詰めていくか採用か否かを決めたいと思います。
###### //モルです。とてもいい感じです! こうして一度プロットでお互いのすり合わせをしておけば本文を書いてからの諸問題がぐっと減るから創りやすくなるはず…! 日原望結を1話から出すこと、重要な情報を握るアズの1人にしたことは現時点では善し悪しの判断がつかないので、引き続き進捗を見守らせてください。モル的には、重要な情報ってなんだろう、最後にってどういう意味だろうとワクワクしているところです。      

アバン
作中序盤から中盤に当たる部分の一部を先んじて公開。読者を惹きつける目的。

ある日、突如として朝憬市の上空の太陽が、日食で暗くなった。
時を同じくして中心街駅交差点をゴシック系の出で立ちで歩いていた男女が異形の存在へと変身して周囲の人間を襲う。また彼らは他の異形を指揮していた。

その時、異形たちが暴れる現場に赤髪の魔女と火の鳥、そして甲虫の戦士と白い鴉が現れて彼らと対峙する。
激しい交戦の中、異形らと魔女たちの力は拮抗するも、異形らの挑発に甲虫が「正義など棄てた」と不穏な言葉を返し、魔女はその胸中を憂いに揺らした。

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花森健人が事に巻き込まれる導入

英道大学福祉科二回生である花森健人は、その日も怠惰ながらも努めて平穏に過ごしていた。
隣で他の学生らが話す”赤髪の魔女”と”怪物”の都市伝説。それを講義と共に聞き流すと、健人は学友の横尾和明にポツリと言う。
"何で俺、この勉強してるんだっけ?"
その後、健人は気遣われたこともあって和明と共に食事し、自身が"人を大切に思うこと"を見失って2年だと話す。

ヴェムルアと呼ばれる黒コートの男が、使者である一体の異形から報告を受ける。
"件のアズの所在を確認。当該人物を速やかに捕えるよう、ヴェムルア様に特命が下りました”
ヴェムルアはなぜ自分に特命が下ったのかを疑問に思いながらも、これを受諾し使者に対して開示しうる情報の提供を求める。

"逆にさ、人を大切にしたい切っ掛けって、何だった?"
"月並みだけどさ、思い出すのはアリかもな"
次の講義まで待つ間、そんな和明の言葉に少し思案する健人は"思い出せるものなのかな…?"と億劫さを前面に出して言う。乗り気になれない健人の様子に対して、和明は思い出したくないのか確認する。
"…今更、面倒なんだ"
"そうみたいだな…ただ、解釈が違うかもだけど、俺には花っち自身がその面倒さに執着してるように見える"
確信を突かれた健人は、そのまま講義中も思案していた。

その後、健人は"切っ掛けになった人"である日原望結という昔世話になったカウンセラーに数年ぶりに電話をかける。
たどたどしいながらも、カウンセリングという形でもいいので会えないかを聞く健人。望結は少し間を置きながらも承諾し、翌日の昼に会うこととなった。ヴェムルアが件のアズである彼女を狙うことは知る由もなく…

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健人のリーンへの変身とネーゲル誕生

日原と外で対面した健人だが、話し方はぎこちない。日原は静かに、丁寧に健人の言葉を聞き、時に問いを投げかける。
そうして時間は静かに過ぎ、その場に夕焼けが射し始めた頃、日原はポツリと言った。
”健人君、最後にまた会えて良かったよ——”

//ギルです。最低限ではありますが、プロットをまた提示させて頂きました。これ以降の項目も鋭意製作中ですが、モルに相談なく日原望結が重要な情報を何か持っていた体で書いてしまっています(;'∀')というのもヴェムルア程のエクリプスが動く案件とするためにそういう演出をさせてもらいました。それとなく匂わせる程度で、また内容は相談しながら今後詰めていくか採用か否かを決めたいと思います。
//モルです。とてもいい感じです! こうして一度プロットでお互いのすり合わせをしておけば本文を書いてからの諸問題がぐっと減るから創りやすくなるはず…! 日原望結を1話から出すこと、重要な情報を握るアズの1人にしたことは現時点では善し悪しの判断がつかないので、引き続き進捗を見守らせてください。モル的には、重要な情報ってなんだろう、最後にってどういう意味だろうとワクワクしているところです。