sagitta_luminis
創作の原稿、設定置き場
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エクリプスの分類。
【通常個体(仮名称)】登場時期:1話 魔法力:特小〜小
エクリプスの一般個体。人間と同程度の知性を持つ。エクリプスの大多数を占め、人間を越えた力で人々を絶望に陥れる。中にはグリーフアーツを行使する者も存在し、リーン達を手こずらせる。
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私のこの感情だって、誰かの理想や誰かの正しさに塗りつぶされて、無かったことにされてしまうの?見えなくされてしまうの?
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貧乏ながらも愛情のある家庭に生まれた。両親が共働きで、私は0歳のうちに...
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1話
大学生の花森健人は、日々を適当に過ごしながら《平凡》で《穏便》な生活を送っていた。ふとしたきっかけで耳にした“怪物”、そして“赤髪の魔女”という非日常的でオカルトチックなワードが少し気になっていると、心の奥深くにある絶望を狙う悪魔が健人の前に現...
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・アズ陣営
古より伝わるボイジャー伝説の文献と、自分たちが有する未来予測の力で組み上げた理論を元に心羽たちの観察と研究を続けた結果、心羽が扱える魔法力に限界はなく、最終的には宇宙の摂理すら覆してしまえるほどに成長できると推測した。その力は文明を栄えさ...
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「じゃあ……私を殺して」
…バカなのかこいつは。
これまでに数え切れぬ絶望を見てきたが、自死を望む者は例外なくその根底にそこはかとない生存欲求を抱えていた。ところが、こいつは自分が死ぬ事で生存欲求が満たせるという。バカなのか。
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まだ暑さの退かないこの時期に、健人はひとり、人混みの中で立ち尽くしていた。
それは、ある人を待つため。健人は誘われてここに来たのだ。
しばらくして彼女は現れる。夜空を想起させる深い青色の浴衣に身を包み、赤い帯を結んだ彼女はいつもと雰囲気が違っていた。
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目が覚めると心羽はこの宇宙で最も見慣れた部屋にいた。星空模様の天蓋付きベッドから身体を起こすと、後ろから懐かしい声がした。
「リュミエ?」
その声に心羽は息を飲む。もう二度と聞けないと思っていた、全てを包み込んでくれる優しい声。
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その日、人の心に巣食う怪物らの蜂起によって、少女と青年の世界——朝憬市(あかりし)は壊されようとしていた。街や人の様相は未だ日常のそれだが、日食によって暗く染まった太陽が朝憬市を見下ろす。朝憬市駅前中心街北東と南西でそれぞれ敵の襲来に備える少女と青...
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2021年3月20日、午前6時33分——世界に滅びの影が迫る中、少女はようやく自分の存在を肯定しようと静かに顔を上げた。
「私、生きて私を繋いでくれたものを信じたい。もちろん健人くんも」
少女はその赤い瞳を向け、並び立つ青年にそう告げる。その言葉に青...
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2020年7月19日。その日も朝憬市(あかりし)の人々は、彼らにとっての日常を送っていた。そこに混在する幸福も悲哀も関係なく、その日も世界に陽は上り、時間の経過と共に沈んでいく。朝憬駅前中央通り、大規模交差点を黒いゴシック系の出で立ちで歩く、若い男...