sagitta_luminis
創作の原稿、設定置き場
に作成 by sagitta_luminis
舞台は現代日本・朝憬市。
高校時代まで「正義の味方」に憧れていた花森健人は、理想と現実の乖離、人間社会への失望、自身の無力感によってその夢を失い、大学進学後は虚無的な日々を送っていた。
ある日、健人は衝動的に自死を図る。しかしその絶望に引き寄せられる...
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その日の深夜1時、花森健人は夜の朝憬市東部をあてもなく歩いていた。茫然自失の徘徊と言ってもいい。未だ家のベッドで眠りたくもあったが、目が冴えた今は何よりも現実から離れたかった。
脳裏に浮かぶのは、誰に何が出来ていると言えるのか、何もわかることはな...
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【1話 赤髪の剣士】
1-1.
暖かな木漏れ日の差すユール森林で、心羽は目を覚ました。記憶はぼんやりしており、なぜ自分がここにいるのか思い出せない。ただ、不安と寂しさが心に広がっていた。
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17.「彼の者の精神は強い興奮状態にある。大筋としては予測通りか」
「そうね、お陰で私は特に彼の怒りを買った訳だけど」
エクリプスと情報共有するバベル(セブンスの参謀的存在。複数頭の龍モチーフ)に、アゼリアが皮肉を言った。
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9.花森健人を逃した。またレガリアの反応も見失った。これはセブンス、ひいてはエクリプスら全体にとって大きな失態だった。しかしそもそも、相手はレガリアと賜主自身の力を持った存在。当人はその意味に対し無自覚であっても、刺激すれば次に何を起こすか予測できな...
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1.賜主の転生体=花森健人、地球人類として日本の朝憬市に誕生。
同時期にリュミエだった”抜け殻”は、ある辺境の星で住民の保護を受ける。
