sagitta_luminis
創作の原稿、設定置き場
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目が覚めると心羽はこの宇宙で最も見慣れた部屋にいた。星空模様の天蓋付きベッドから身体を起こすと、後ろから懐かしい声がした。
「リュミエ?」
その声に心羽は息を飲む。もう二度と聞けないと思っていた、全てを包み込んでくれる優しい声。
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クワガタのリーンと白鴉のネーゲルの合一体
+光鎧アイギスと光剣リュミエール
(リュミエの光の魔法により形成されたアストレガリア)
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その日、人の心に巣食う怪物らの蜂起によって、少女と青年の世界——朝憬市(あかりし)は壊されようとしていた。街や人の様相は未だ日常のそれだが、日食によって暗く染まった太陽が朝憬市を見下ろす。朝憬市駅前中心街北東と南西でそれぞれ敵の襲来に備える少女と青年...
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2021年3月20日、午前6時33分——世界に滅びの影が迫る中、少女はようやく自分の存在を肯定しようと静かに顔を上げた。
「私、生きて私を繋いでくれたものを信じたい。もちろん健人くんも」
少女はその赤い瞳を向け、並び立つ青年にそう告げる。その言葉に青...
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2020年7月19日。その日も朝憬市(あかりし)の人々は、彼らにとっての日常を送っていた。そこに混在する幸福も悲哀も関係なく、その日も世界に陽は上り、時間の経過と共に沈んでいく。朝憬駅前中央通り、大規模交差点を黒いゴシック系の出で立ちで歩く、若い男女...
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朝憬市立望海中学校の屋上にて、夕陽に照らされる望海町を遠目に眺めるブレザー姿の少女がいた。校舎に残った生徒は他には僅かで、彼女の周囲はしんと静まり返っていた。夕陽の中にあって尚も煌めく彼女の赤髪を、風が靡く。
「来た…」
その遠目の向いた方角から飛ん...
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その日、夢から目覚めた花森健人の一日は自室のベッド上で吐く溜息から始まった。
「腰痛い」
小声で呟くそんな言葉と共に、気だるげにその長身を起こしながら、健人は被さっていた掛け布団を捲る。直後に再度「さむ…」と独り呟くも、枕元にあるスマートフォンの画面...
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各項目をモルによる評価でざっとわけたもの。創作は二人で創るものだとモルは考えるため、評価でもあるが進捗度合いという側面も持つ。
【D】→モルはこの項目を採用できないと考える。二人が紡いだ創作の記録として現状を保持する。また、昔の項目など記号のついてい...
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後の原稿に転用。
これまでの文章も、部分的に転用の可能性あり
いいねしてくださった方には心苦しいのですが、どうかご容赦を
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【詠唱】
詠唱はリュミエが魔法を発現する際、その発現を安定化させる効果があり、よほどその魔法に熟達していない限り基本的に詠唱した方が安定する。
詠唱は“(魔法系統)・(技名)”。必殺技詠唱時は“(魔法系統)・(必殺技名)”。技名部分はリュミエのイメー...